2025.07.30 23:11

8月以降の『シンデレラ』

前半は『ジゼル』、後半は『ドン・キホーテ』公演が続く2025年ですが、今年は実は『シンデレラ』の上演が多い年でもあるんですね。

今月19日・20日には、1幕ものですが、小林紀子バレエシアターによる「シンデレラ・スウィート」(振付:アルフレッド・ロドリゲス)が上演されました。8月以降は以下の公演が予定されています。


新国立劇場バレエ団
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/cinderella/
10月17日(金)〜10月26日(日)
新国立劇場 オペラパレス
上演時間:約2時間35分(休憩あり)

新国立劇場バレエ団の2025/2026シーズン幕開け公演です。
振付はフレデリック・アシュトン。この版は英国ロイヤル・バレエ団の代表的なレパートリーの一つでもあります。

「3分でわかる!シンデレラ」
https://www.youtube.com/watch?v=Cczg-moMp5Q


スターダンサーズ・バレエ団
https://www.sdballet.com/performances/2511_rp/
11月3日(月) 11:30/15:30
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
上演時間:約2時間(解説・休憩あり)

バレエ団の座付き振付家である鈴木稔さんによる演出・振付です。
今回は劇場での鑑賞に不安がある方にも配慮したリラックスパフォーマンスとして上演します(リラックスパフォーマンスについての詳しい説明はこちら)。上演前には解説も。

2年前の上演時のPV。スタダン『シンデレラ』ではネズミもちょこっと踊ります。
https://www.youtube.com/watch?v=DFYlJCYk2CQ


牧阿佐美バレヱ団
https://www.ambt.jp/pf-kids-cinderella2025/
11月9日(日) 11:00/15:00
なかのZERO 大ホール
上演時間:1時間30分(休憩あり)

これまで『シンデレラ』をレパートリーに持たなかった、牧阿佐美バレヱ団による新制作です。
「こどものためのバレエ」と冠して、お子さんにもわかりやすく上演時間も短めの1時間30分。

演出・振付はバレエ団団員で、最近は振付作品も発表している田切眞純美さん。振付補佐にプリンシパルの清瀧千晴さん。王子役も清瀧さんが踊ります。

田切さんの一問一答
https://www.instagram.com/asamimakiballettokyo/reel/DL4XQHmPwwf/


「BALLET EMSEMBLE GALA 2025」
https://www.ballet-ensemble-gala-concert.com/
8月8日(金) 第1部 16:00 第2部 18:15
きゅりあん(品川区立総合区民会館) 大ホール

海外で活躍しているダンサーが多数出演する「BALLET EMSEMBLE GALA」は、第2部で『シンデレラ』抜粋版を上演。
第1部のガラコンサートと第2部のチケットは別々に購入できますが、両方見るなら通しチケットが断然お得です。
出演者の紹介などは公演の公式Instagramで。


ERINA BALLET COMPANY
10月11日(土) 16:00/19:00
渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール

今年創立された阪本絵利奈さん主宰のERINA BALLET COMPANYも10月に『シンデレラ』の上演を予定しています。
今はInstagramのストーリーズにたまに断片的な情報が投稿される程度ですが、いずれ詳しい発表があることでしょう。


会場は山梨県の萌木の村ですが、八王子市を本拠地とするバレエシャンブルウエストも、7月から8月にかけて、『シンデレラ』を野外で上演中です。

『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』とは異なり、『シンデレラ』はストーリーはよく知られているものの、レパートリーに加えていない首都圏のバレエ団は珍しくありません(東京バレエ団、東京シティ・バレエ団、谷桃子バレエ団など)。そのため『シンデレラ』の上演がこれほど重なるのは、珍しいかもしれません。

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アカベコランド

いろんな赤べこに出会えるアカベコランド。
https://akabekoland.buyshop.jp/
一部Sold Outもありますが、購入ができます。

牛乳好きとしては、酪王ぷかぷかあかべこが気になります。
大きなサイズもかわいいですね。これはスイカべこ。

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