バレエ「エスタンシア」
11月3日、指揮者の堤俊作さんを顕彰するオーケストラ「俊友会」のコンサートに、井上バレエ団と浅田良和さんが出演。石井竜一さん振付の「エスタンシア」を踊ります。
バレエ組曲「エスタンシア」はヒナステラの作曲。
私はエスタンシアもヒタステラも全くの初耳だったのでちょっと調べてみました。
アルベルト・ヒナステラ(Alberto Ginastera)は1916年、ブエノスアイレス生まれ。アルゼンチンをテーマにした独自の作品を発表し、「エスタンシア」は彼の代表作とのこと。1983年没。
バレエ組曲「エスタンシア」についてはこちらのブログに詳しい解説が。
http://blog.livedoor.jp/a_delp/2019-10-21_Ginastera
「エスタンシア」は都会の青年と農園の娘の恋物語だそうで、組曲は「農園で働く人」「小麦の踊り」「大牧場の牛追い人」「終幕の踊り」の4曲で構成。
YouTubeに演奏の動画がありました。全体で13分程、「小麦の踊り」以外は打楽器も活躍する軽快な曲調です。
https://www.youtube.com/watch?v=JOG4Ct75DKk
肝心のバレエは探し方が悪いのか初演時の資料等は見つけられませんでしたが、クリストファー・ウィールドン振付の「エスタンシア」の動画を発見。2010年にニューヨーク・シティ・バレエ団のために創られた作品だそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=tCYZ8nKfVkU
https://www.facebook.com/watch/?v=719135395167197
こちらはWalter Castillo振付、Ballet Nuevo Mundo de Caracasというカンパニーによる全編版(アスペクト比が間違ってる気がしますが。4:3に補正するとすっきりした画面になりました)。組曲ということもあってか、ストーリーを見せるのではなく、リズミカルなシンフォニック・バレエです。
https://www.youtube.com/watch?v=sg1NKLwsFM8
石井竜一版「エスタンシア」はどんな作品になるのでしょうね。
■ 俊友会「指揮者・堤俊作の足跡を偲ぶコンサート」
https://shunyukai.jp/concerts/2023-tsutsumi
11月3日(金)
すみだトリフォニーホール 大ホール
指揮:中田延亮
コントラバス独奏:石川滋
管弦楽:俊友会管弦楽団
バレエ:井上バレエ団
■2023.10.30 22:41
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