2017.06.28 23:54

東京バレエ団『ラ・バヤデール』(シュツットガルト公演)

4月7日から4月9日に、シュツットガルトで東京バレエ団の『ラ・バヤデール』を見て来ました。

劇場は3日間とも超満員で、客席は大変な盛り上がりを見せました。特に影の王国の群舞は、曲が途切れると長い長い長い拍手が続いて、指揮者がなかなか次の曲を始められないほど。

意外なことに、シュツットガルト州立劇場で『ラバヤ』が上演されたのは今回が初めてとのことですが、好評をもって迎えられたのは、演目が珍しいからではなく、やはり舞台のクオリティの高さゆえでしょう。
この週末(6月30日〜7月2日)の『ラ・バヤデール』を、東京バレエ団は「凱旋公演」と銘打っていますが、それは決して誇大宣伝ではありません。

こちらに川島麻実子さんと秋元康臣さんが主演した2日目のカーテンコールの様子がアップされていますが、幕が降りるとこのようにすぐに手拍子が始まって、最後まで続いていました。

川島さんはニキヤを踊るのはこの日が初めて。しかし、優美な動きと気高さ、ソロルの裏切りを知っての悲哀、影の王国での儚さ、いずれも初役とは思えぬものでした。
東京公演ではさらに深化していることを確信していますので、楽しみで楽しみでなりません。

秋元さんのテクニックの素晴らしさは今さら言うまでもありませんが(この方のジュテはいつ見ても幸せな気持ちになります)、4月の舞台では感情表現がぐっと色濃く細やかになり、ソロルの高揚、苦悩、嘆きが僅かな動きから伝わってきました。

私は川島さんと柄本弾さんとの組み合わせを待ち望んでいましたし、ダニエル・カマルゴさんも好きなダンサーですので、彼のソロルにも期待しているのですが、今回の公演で秋元さんのソロルが見られないのを、大変残念に思っています。
東バの日本国内の公演で、秋元さんがソロルを踊る機会がなるべく早く来ますように。

主役以外にも、大活躍だった伝田陽美さんのガムザッティとか、木村和夫さんのラジャとか、森川茉央さんの大僧正とか、宮川新大さんと入戸野伊織さんのブロンズ像(お二人とも絶品!!!)とか、矢島まいさんのアヤとか、影の王国のヴァリアシオンとか、書きたいことはたくさんあるのですが、時間が尽きました。
(明日、続きを書けるかな。)
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