東京バレエ団『ザ・カブキ』は今週末
今度の土曜日から3日間(10月12日〜14日)は、東京バレエ団『ザ・カブキ』が東京文化会館で上演されます。
以下、『カブキ』関連のインタビュー等を。
「宮川新大、待望の由良之助デビュー」(NBSニュース)
https://www.nbs.or.jp/webmagazine/articles/20241002-02.html
8代目の由良之助として10月14日にロールデビューする宮川新大さんのインタビュー。由良之助を「オーケストラでいう指揮者のような存在」と語ります。
「後悔や悲しみを背負った顔世御前を、限られた動きの中からどう伝えるか」(カンフェティ)
https://magazine.confetti-web.com/confetti/interview/59959/
こちらも初役、10月14日に顔世御前を踊る金子仁美さん。
「佇まいや振る舞いなどから芯の強さを伝えることが求められる“静”の役どころ」「白塗りをするので、ほかのバレエ作品に比べて表情が見えづらい。その中でどんなことを表現できるかがカギだなと思っています」
「柄本弾が語る、東京バレエ団の"伝家の宝刀"『ザ・カブキ』」(SPICE)
https://spice.eplus.jp/articles/331531
14年前、20歳の時から由良之助を踊る柄本弾さん。当時、高岸直樹さんと朝から夕方までリハーサルをしたとのこと。柄本さん、10月14日には師直も演じます。
「リハーサルレポート〈花柳流による所作指導〉」(東京バレエ団ブログ)
https://thetokyoballet.com/blog/blog/2024/09/post-129.html
簡単な所作のおさらいなのかと思ったら、討ち入りの場面では「動きが形式的にならないように、自分の心の中に設定をつくって」と伝えるなど、花柳壽輔さん、表現の深いところまで指導されているのですね。
「東京バレエ団創立60周年記念トーク『ザ・カブキ』を語ろう」(Chacott)
https://www.chacott-jp.com/news/worldreport/tokyo/detail037076.html
8月24日に開催された記念トーク。『ザ・カブキ』初演時に由良之助を演じた夏山周久さんと高岸直樹(3代目)、柄本弾さん(5代目)、宮川新大さん(8代目)、4人の由良之助が登壇しました。
こちらの記事では、佐々木三重子さんが詳しくまとめてくださってます。私も参加しましたが、貴重なお話がたっぷり聞けて、あっという間の1時間でした。
■ 東京バレエ団『ザ・カブキ』
https://www.nbs.or.jp/stages/2024/kabuki/
10月12日(土)14:00
10月13日(日)14:00
10月14日(月)13:00 (←13時開演ですのでご注意を)
東京文化会館
(前回の記事に配役表を掲載しています。良ければご参考に)
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山藤章二さん
先日亡くなった山藤章二さんは、風刺画とアクの強い似顔絵の印象が強いですが、実は東京バレエ団初期のチラシやプログラムのデザインも手掛けていたとのこと。
https://www.nbs.or.jp/webmagazine/tenten/2024/10/20241001.html
リンク先には山藤さんデザインの『ジゼル』のチラシ画像が。真ん中のイラストは百合の花のようでよく見ると……。