2008.06.30 23:53

『バレエなんて、きらい』

ウィニー、ヴァネッサ、ゾーイは仲良し三人組。クラスは別でもお昼休みは一緒。身につけるものも毎日おそろい。けれど、学校でバレエ教室が開かれるようになってから、バレエを習いたくないウィニーと、踊るのが大好きなヴァネッサとゾーイの関係がぎくしゃくしてしまって……。

「バレエなんて、きらい」とは、バレエファンにとっては刺激的なタイトルですが、原題は“Winnie dancing on her own”。いつも三人で一緒にいたい、でもバレエ教室は嫌という葛藤の中から、ウィニーは友達との自律した関係を少しずつ探ってゆくのです。

バレエなんて、きらい


バレエなんて、きらい
 ジェニファー・リチャード・ジェイコブソン:著 武富博子:訳
 講談社 1,260円
 ISBN:978-4062145046 / 4-06-214504-9

2008.06.28 23:58

レニングラード国立バレエ

光藍社からDMが届きました。
ミハイロフスキー劇場(レニングラード国立バレエ)の公演については、光藍社のサイトに出ているものに加えて、以下の2公演の日程が載っています。

1月31日(土)16時 『ジゼル』 神奈川県民ホール
一般発売:8月23日
http://www.kanagawa-kenminhall.com/event/event-37954.html

2月1日(日)18時30分 『白鳥の湖』 熊谷文化創造館
http://www.sakuramate.jp/schedule/jisyu.html

(開演時刻、チケット発売日などは、それぞれのホールのサイトから。)


他にもないかと探してみたら、兵庫県立芸術文化センターで公演が予定されているようです。
http://www.hyogo-arts.or.jp/arts/kyokai/20_jigyoukeikaku.pdf

1月24日〜25日 『白鳥の湖』他(3公演) 兵庫県立芸術文化センター

「事業計画」ですから実際には多少の変更があるのかもしれませんが、(足元をすくわれない用心にはおこたりのない)お役所が世間に公開している資料ですから、大幅に違うということはないんじゃないかと思います。


さらに、光藍社のDMによると、「ミハイロフスキー劇場ガラ」を1月中旬に開催とのこと(詳細は次号のDM)。

レニングラードがサンクトペテルブルクになってからも、頑なに「レニングラード国立バレエ」の名を使い続けてきた光藍社ですが、今度のガラは「ミハイロフスキー」の名を前面に出すんでしょうか。出演者・演目とともに、その点も大いに気になります。

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新国立劇場 次期芸術監督

舞踊部門の次期芸術監督がデヴィッド・ビントレーに内定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080627-00000106-mai-soci

芸術監督の任期は2010年9月から3年間。
準備として、今年の9月から芸術参与に就任。

デヴィッド・ビントレー”(時事通信)、“デビッド・ビントレー”(毎日)、“デービッド・ビントリー”(サンケイスポーツ)と、各社それぞれ表記方法にこだわりがあるようで。
ちなみに、新国立劇場は“デヴィッド・ビントレー”。

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ジャパン・アーツからもDMが来て、10月にアントニオ・ガデス舞踊団公演、11月にスヴェトラーナ・ザハロワのガラのチケットを発売予定とのこと。

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Kバレエ・カンパニー、10〜11月に『コッペリア』を上演。
http://www.k-ballet.co.jp/topics/performance.html

2008.06.26 23:51

清水正夫さん

松山バレエ団の団長であった清水正夫さんが、25日に亡くなりました。87歳だったそうです。

 北海道新聞  朝日新聞

つい数日前の新聞(22日 朝日新聞)で、息子の清水哲太郎さんが清水正夫さんについて語っている記事を読んだばかりでしたのに。

検索して10年程前のインタビューを見つけました。
荒川区のお生まれだったんですね。

三河島育ち…「永久区民です」(「ほっとたうん」1996年5月号)

2008.06.23 23:46

○シュツットガルト・バレエ団来日公演詳細発表
 http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/2008/06/2008-4.html

『眠れる森の美女』『オネーギン』ともにトリプルキャストです。
バランキエヴィッチは『眠り』の王子を踊った翌日に、カラボスにも出演。


○英国ロイヤル・バレエ団『眠れる森の美女』キャスト変更
 http://www.nbs.or.jp/blog/0807_royal/contents/2008/06/post-15.html

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東京のタヌキ

以前、東京都内で狸に遭遇した話を書きましたが、実は東京23区内には推定でおよそ1000匹の狸が生息しているということを、「東京タヌキ探検隊!」というサイト(!マークに親近感)で知りました。

私が狸を見たのは山手線の内側だったのですが、そこでもけっこうな数の目撃情報があるみたいです。
ハクビシンと狸を混同する場合もあるようですが、私が見たのはこれ、これ、そうこんな感じ

毛がつやつやしてて食べる物にも困った風ではなかったので、迷子かと思ってましたが、あれは立派な野良狸、いや失礼、野生狸だったのかもしれません。そのうちまた会えるかな。

「東京タヌキ探検隊!」には真面目な都内の狸情報がいっぱい。都会で狸と遭遇した時の心得も載っていますので、いざという時のために是非ご一読を。

今月末には『タヌキたちのびっくり東京生活 都市と野生動物の新しい共存』(技術評論社)という本も出版されるそうです。

2008.06.21 23:41

日本バレエ協会「全国合同バレエの夕べ」

「公演カレンダー」を更新しました。

日本バレエ協会の「全国合同バレエの夕べ」は、今年で32回目。
http://www.j-b-a.or.jp/32th_godo.html

近年(遅くとも2000年以降)は、新国立劇場で2日間の公演でしたが、今回は東京文化会館で1日のみ。しかも平日12時45分に開演。

変わらないのはどの席も料金が一律という点。
もっとも値段は、6000円から8000円に大幅値上げです。
新国立劇場の1階と4階が同じ価格というのもどうかと思いましたが、今年は東京文化会館の1階と5階が同価格なんですね。

公演は1日ですが演目数は減らず、4部構成で14ブロック・地区が出演。
かなりの長丁場になりそうです。だからこその、昼から開演なのでしょうか。

日バ協のサイトではチケット好評発売中となっていますが、チケットぴあでは7月1日の発売です。
イープラスと東京文化会館チケットサービスでは、今のところヒットしませんでした。窓口によって取扱開始の時期が違うのかもしれません。

また、開演時刻が、日バ協サイトでは13時になっていますが、チケットぴあでは12時45分。どちらが正しいのか現時点ではわかりませんので、早い方の時刻を「公演カレンダー」には載せています。
チラシを入手して、間違っていた場合は訂正しますね。

[追記 08.7.16]
入手したチラシでは13時開演となっており、またチケットぴあの情報も13時開演に修正されましたので、「公演カレンダー」も13時に訂正しました。

2008.06.20 23:47

レニングラード国立バレエ冬公演

毎年恒例、レニングラード国立バレエ(旧マールイ、現ミハイロフスキー劇場)冬公演の日程等が発表になりました。
http://www.koransha.com/ballet/leningrad_ballet2009/index.html

演目は『白鳥の湖』『眠りの森の美女』『ジゼル(新演出)』『海賊』『ライモンダ(新作)』「新春特別バレエ」。

毎年恒例と書きましたが、いつもより滞在期間は縮小されるようです。
もちろん、東京だけ先行して日程を発表して、全国公演は後で追加ということもありえますが、演目に『くるみ割り人形』が入っていないので、12月の公演は無いような気がします(あくまでも私の予想ですが)。

シヴァコフ、シャドルーヒンの来日が予定されていて、主演の機会が無いというのは考えにくいので、現発表以外にも公演があるんじゃないかと思いますが(まさか「新春特別バレエ」にだけ出演?)、それが1月19日〜28日の間なのか、2月なのかはまだ何とも言えません。

しかし、いつもより短い(らしい)日程もさることながら、衝撃的なのは

指揮者にアニハーノフさんの名前がない!!!

こと。

そんなのありですか?
ということは、年末のオケのコンサートも無いってこと??
前回の冬公演も、アニハーノフさんは早くに帰国してしまってファンをがっかりさせたものでしたが、あれは今回への布石だったんでしょうか。

◆悲観的予想

・クリスマスもお正月もそして自分の誕生日さえ、毎年毎年(1991年から17年間)日本で過ごす生活に、いい加減終止符を打ちたくなったのかもしれない。

・もしかして、知らない間に別の劇場(楽団)に移籍してしまったとか。

◆楽観的予想

・クリスマスもお正月もそして自分の誕生日さえ、毎年毎年(1991年から17年間)日本で過ごす生活にちょっと一息、次回公演からまた復活!

・光藍社の単純なミスかも。

・バレエの指揮はしなくても、12月にオーケストラと共にやって来て、コンサートだけやるかもしれない。


劇場か光藍社の体制の変化が、影響しているのかもしれませんね。良い知らせにしろ、悪い知らせにしろ、そのうち何らかの形で続報があるでしょうから、焦らず待つことにしようと思います。

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モナコ公国モンテカルロ・バレエ公演

同じく光藍社の招聘で、モナコ公国モンテカルロ・バレエが来年2月に来日。
http://www.koransha.com/ballet/montecarlo2009/index.html

演目は『La Belle』と「ミックス・プロ」。
久々の「ミックス・プロ」ですね。マイヨーの新作が予定されているそうです。

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英国ロイヤルバレエ団公演キャスト変更

アリーナ・コジョカル、またスティーヴン・マックレーが、ケガのため日本公演不参加に。
http://www.nbs.or.jp/blog/0807_royal/contents/2008/06/post-17.html

キャストはただ今調整中とのこと。

2008.06.18 22:54

バレエ団ピッコロ関連公演

バレエ団ピッコロのサイトに、ピッコロに関係する公演の情報が色々と。
http://www.ny.airnet.ne.jp/piccolo/sche.html

7月のアサヒアートスクエアの公演には、大嶋正樹さんも出演します。


アサヒアートスクエアと聞いてぴんと来ない方も多いかもしれませんが、屋上に変な物体が乗っかっているので有名な、隅田川沿いのホールです。
趣味が悪いというか、どういうつもりでこんなものを屋根に乗せたのかと思うのですが、劇場のロゴにも使われてるところを見ると、ホール側としては自慢のオブジェクトなのかもしれません。

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ABT公演追加

ABTの来日公演が追加になりました。
7月24日(木)13時、『白鳥の湖』、主演はニーナ・アナニアシヴィリ&ホセ・カレーニョ。チケット発売は6月29日。
http://abt2008.seesaa.net/article/100270455.html
(他公演のキャスト・演目の変更も出ています。)

ニーナとホセの『白鳥』出演は朗報ではありますが、平日のお昼というのは、なかなか行きにくいですよね。

バレエチラシ収集家としては新チラシが出るかどうかが気になるところでしたが、もうできてるみたいです。

2008.06.13 23:52

「2008 International Gala」

8月に高松市の樋笠バレエ団が主催、牧阿佐美バレヱ団が協力というガラ公演が行われます。

 「2008 International Gala」
  8月12日(火)18時30分 ゆうぽうとホール

  出演:田中祐子 逸見智彦 下村由理恵 山本隆之
     岩本桂 安部真由美  住友拓也
     ドロシー・ジルベール アレッシオ・カルボーネ
     ヴィエングセイ・ヴァルデシュ ロメル・フロメタ
     ダニエル・シムキン エディス・エルグチ
     クルシャッチ・クルチ

  S席10000円 A席8000円 B席(自由席)5000円
  問い合わせ:アンクリエイティブ(電話:03−5458−0548)

チケットは発売中。

この度ABTに入団したシムキンくんや、前回の世界バレエフェスティバルで超絶技巧を見せつけたキューバ国立バレエ団のヴァルデシュ&フロメタ組が来日するのも嬉しいのですが、私が一番最初に反応したお名前は、岩本桂さん!!!

東京公演での問い合わせ先になっているアンクリエイティブのサイトにはまだ情報は出ていないようですが、こちらの「アーツカレンダー」ブログにプログラムが掲載されています。
これによると岩本さんは、「ハレキナーデ」と「海賊」の2演目を踊るそうです。

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「井上雄彦 最後のマンガ展」

先日、上野の森美術館の前を通ったら、これがどーんと壁面に。何事かと思ったら、「井上雄彦 最後のマンガ展」開催中だそうです。

この方の作品は『バガボンド』を数話読んだだけ、あとは雑誌の表紙をたまに眺める程度なのですが、今更私が言うまでもなく、絵が本っっ当にお上手ですよね。上の写真では大きさが伝わりにくいのですが、そのうまい絵が高さ6m、幅12mに描かれたポスターは、かなりの迫力。ろくに作品を読んだことのない私も、その迫力に押されて、ふらふらと当日券売場に向かいました。

ところが、その時間帯(平日の夜でした)は、当日券の扱いは無し。事前にチケットぴあで入手した、日時指定のチケットでのみ入場可能。

道理で入口に人が少ないわけです。平日の夜だし、会期の初めだからかと思ったのですが、展覧会開催時間中に当日券が買えないなんて、考えたこともありませんでした。『バガボンド』4,000万部、『SLAM DUNK』1億万部以上が売れたというマンガ家の人気を甘く見てはいけませんね。
巨大ポスターを再度しげしげと眺めて、すごすごと退散しました。

家に帰って調べたら、日時指定チケットはまだ入手可能。これで入場すると、混雑にあまり悩まされることなく鑑賞できるようなのですが、実際に出かけたファンの熱のこもった感想の数々をネットで読むと、一見さんが暢気に出かけて行くのは、ちょっとためらわれる雰囲気です(決して排他的というわけではなく、こちらもそれなりの気構えで出かけないと、絵の力に押されてしまうのではないかと)。
この展覧会のために描き下ろされたという100枚以上の絵が、美術館の広い空間をどのように埋めているのかにも興味があるのですが、今回は見送ることにました(これが最後と言うからには、見送ると次はないみたいですけど)。

しかし、元の絵も凄いのでしょうが、薄墨を流したような絵の質感を損なうことなく、巨大ポスターに再現したその技術も相当に凄いのではと思います。あのポスターが見られただけでも良しとしよう。

2008.06.08 20:07

東京バレエ団『ジゼル』追加公演

9月の東京バレエ団『ジゼル』に公演日が追加となりました。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/2008/06/post-39.html

 9月16日(火) 19時00分
 ゆうぽうとホール
 主演:小出領子 マニュエル・ルグリ


初役でパートナーが2人というのは大変でしょうけれど、いつも期待以上の舞台を見せてくれる小出さんですから、今回も非常に楽しみです。

2008.06.07 23:53

目白三人の会「舞踊への招待」

もう来週に迫っていますが、「公演カレンダー」に、目白三人の会「舞踊への招待」へのリンクを追加しました。

小林紀子バレエ・シアター、芙ニ三枝子舞踊団、花柳千代舞踊研究所の3団体が合同で行う毎年恒例の公演。小林シアターが上演するのは『白鳥の湖』第2幕。
http://www.toshima-mirai.jp/business/art/0806.html#080619

いつもは週末なのに、今年ははなぜか平日の6時開演で、勤め人には行きにくい時間です。チケットはお手軽価格(2000円)なのですが。

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牧阿佐美バレエ団の清瀧千晴さんが、9月からボリショイで研修するんですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000064-san-l10

Fuji-tv ART NETに清瀧さんのインタビューが掲載されましたので、そちらもリンク。
http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/clsc_06dancer/022.html

2008.06.04 23:52

法村友井バレエ団『アンナ・カレーニナ』

来年1月に、法村友井バレエ団が『アンナ・カレーニナ』を新国立劇場で上演します。
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20000410.html

 1月11日(日)14時00分
   12日(月)14時00分
 新国立劇場 中劇場

新国立劇場による地域招聘公演です。
この地域招聘公演、2005年度から行われているそうですが、『沈黙』『フィガロの結婚』『ナクソス島のアリアドネ』と3年オペラが続いて、バレエは今回が初めてのようです。

2008.06.01 23:44

T.T.プロジェクトのバレエカフェ(第2弾)

5月に行われたT.T.プロジェクト主催のバレエカフェが、6月にも開かれます。
場所は前回と同じ、六本木のスコア。
http://www.geocities.jp/ttpballet/news/index.html

前回好評だったプログラムに加えて、今回は「ロシアのコンテンポラリー研究会」「国際バレエフェスティバルの紹介」等が追加されています。

参加ご希望の方は、T.T.プロジェクトまでメールでお申し込みください。

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国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエが来年10月〜11月に来日(鬼が笑う程先の話ですが)。
演目は『ジゼル』『くるみ割り人形』。
http://www.arstokyo.co.jp/c09-sankuto/top/sankutotop.htm

このバレエ団の芸術監督は元マールイ(レニングラード国立バレエ団)のユーリ・ペトゥホフさんですね。

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「薬師寺展」

先日、上野にある東京国立博物館「薬師寺展」に行ってきました。

今回の一番の目玉は、日光菩薩と月光菩薩。
光背が無いので後ろまで回って鑑賞可能なのですが、実はこの点は、あまり重視してませんでした。なかなか奈良まで見に行く機会もないし、「吉祥天像」も来ていることだしと思って、気楽に出かけた次第。

しかしまあ、実際に見てみると、日光菩薩も月光菩薩も後姿が美しい。もう惚れ惚れするほど美しい。
結局、ためつすがめつ会場にいた大半の時間を、二体の後姿を見るのに費やしました。
また何年かしたら見たいけど、生きているうちにもう一度その機会があるかどうか。

私が行った時には、入場者はけっこういても混んでいて見にくいという状況ではなかったのですが、会期も残りわずかになって人が増え、入場制限がかかることもあるようです。
6月4日(水)〜8日(日・最終日)は午後8時まで開館時間が延長されますから、これで少し混雑が緩和すると良いですね。