2025.05.31 23:41

秋山瑛さん 出演情報

私がとても好きなバレエダンサーの一人、秋山瑛さんはこれから夏まで多数の舞台に出演が予定されています。
自分の備忘録を兼ねて出演情報をまとめます。

まずは所属している東京バレエ団の公演。

東京バレエ団『眠れる森の美女』
https://emo.or.jp/event/9452/
6月7日(土) 14:00
iichiko総合文化センター(大分市)

秋山さんは主役のオーロラ姫を踊ります。相手役のデジレ王子は大塚卓さん。


東京バレエ団『ザ・カブキ』
https://www.nbs.or.jp/stages/2025/kabuki/
6月28日(土) 18:30
新国立劇場(東京都)

東京バレエ団は6月27日〜29日に『ザ・カブキ』を上演しますが、秋山さんは28日におかる役です。27日と29日に出演するかどうかは不明です。


東京バレエ団『はじめてのバレエ 白鳥の湖 〜母のなみだ〜』
https://www.nbs.or.jp/stages/2025/firstswan/
8月22日(金) 15:00
8月24日(日) 11:30
めぐろパーシモンホール(東京都)

東京バレエ団は、バレエにあまりなじみのない方にも楽しめる『はじめてのバレエ 白鳥の湖』をこの夏新制作。8月22日〜24日に計6公演を上演しますが、秋山さんは上記2公演で主役のオデットとオディールを踊ります。相手役のジークフリート王子は池本祥真さん。


日程が多少前後しますが、外部出演を次に。

「Okayama Ballet Gala ART IN MOTION 2025」
https://okayamaballetstage.com/
7月23日(水) 18:00
岡山芸術創造劇場ハレノワ(岡山市)

ハレノワは2023年9月に開館した新しい劇場。秋山さんは同じバレエ団の宮川新大さんと「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥを踊ります。


「BALLET AT A GATHERING」
https://baag.jp/
7月31日(木) 18:00
高槻城芸術文化公園トリシマホール(高槻市)

トリシマホールも2023年3月に開館した新しい劇場。主催者のInstagramによると、秋山さんは同じバレエ団の二山治雄さんと「パキータ」を踊ります。


「横浜バレエフェスティバル2025 in 鎌倉」
https://shiver.jp/yokohamaballetfes2025/
8月2日(土) 16:00 Aプロ
8月3日(日) 14:00 Bプロ
鎌倉芸術館(鎌倉市)

秋山さんはAプロ・Bプロ共に出演しますが、演目とパートナーはまだ不明です。


「Dance at the Gathering 2025 〜ローザンヌ国際バレエコンクール出場者達の祭典〜」
https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/10944
8月6日(水) 18:00
兵庫県立芸術文化センター(西宮市)

秋山さんは二山治雄さんと「騎兵隊の休息」パ・ド・ドゥを踊ります。

2025.04.23 00:21

東京バレエ団『眠れる森の美女』リンク集

4月24日(木)〜29日(火)、上野の東京文化会館で東京バレエ団『眠れる森の美女』が上演されます。主演と開演時刻は以下の通り。

 4月24日(木)18:30  永久メイ 宮川新大
 4月25日(金)18:30  秋山瑛 大塚卓
 4月26日(土)12:30  沖香菜子 秋元康臣
 4月26日(土)18:30  金子仁美 柄本弾
 4月27日(日)14:00  秋山瑛 大塚卓
 4月28日(月)14:00  永久メイ 宮川新大
 4月29日(火)13:00  沖香菜子 秋元康臣
https://www.nbs.or.jp/stages/2025/sleeping/


2023年に斎藤友佳理芸術監督(当時)の元で新制作され高評だった『眠れる森の美女』の再演です。今回は7公演ということもあってか、関連インタビュー等が多数ネットに掲載されましたので、そのリンク集を。

◆斎藤友佳理さん(NBS News)
https://www.nbs.or.jp/webmagazine/articles/20250319-03.html

◆沖香菜子さん(ステージナタリー)
https://natalie.mu/stage/pp/sleeping

◆秋山瑛さん(ぴあ)
https://lp.p.pia.jp/article/news/416351/index.html

◆秋山瑛さん(BOYNA)
https://market.e-begin.jp/blogs/articles_boyna/250411_ballet

◆金子仁美さん(NBS News)
https://www.nbs.or.jp/webmagazine/articles/20250402-01.html

◆柄本弾さん・宮川新大さん・大塚卓さん(SPICE)
https://spice.eplus.jp/articles/336405

◆柄本弾さん(Chacott)
https://www.chacott-jp.com/news/worldreport/tokyo/detail038997.html

◆大塚卓さん(カンフェティ)
https://magazine.confetti-web.com/confetti/interview/69606/

◆秋山瑛さん・大塚卓さん(iichiko総合文化センター)
https://www.youtube.com/watch?v=FhVWnDjRD8g

東バ『眠り』は、東京の他、大分(6月7日)岡山(6月11日)大津(6月14日)でも公演が予定されています。これは大分市iichiko総合文化センターのYouTubeにアップされた、秋山さんと大塚さんのコメント。

こちらは公演のプロモーションヴィデオ。
https://www.youtube.com/watch?v=wvbFMyfGSTI

最後はバレエチャンネルさんによる動画レポート。
インタビューに登場するのは秋山瑛さん、大塚卓さん、中島映理子さん、安村圭太さん、二山治雄さん。スタジオでのリハーサル風景も。
https://www.youtube.com/watch?v=JnTM-fhVx2E

安村さんはカラボス、中島さんはリラの精とフロリナ王女、二山さんは青い鳥とプラチナの精を踊ります。

現在発表されている配役はこちら(2025年3月17日情報。クリックすると拡大します)。
当日発表の妖精達と4人の王子もとても気になります。現在の東バの層の厚さですから、こちらも多彩な配役になることでしょう。

東京バレエ団『眠れる森の美女』(2025年4月)キャスト

東京バレエ団『眠れる森の美女』は、いよいよ明日、4月24日に開幕。

2025.03.06 23:42

「イノック・アーデン」

ウィル・タケット演出・振付の「イノック・アーデン」が新国立劇場で上演されます。

「イノック・アーデン」
 3月7日(金)〜16日(日)
 新国立劇場 小劇場

 演出・振付:ウィル・タケット
 出演:田代万里生 中嶋朋子
    秋山瑛 生方隆之介 南江祐生
 演奏:櫻澤弘子


歌手、俳優、ダンサーによってテニスンの詩がどのように舞台に現れるのか、大変興味あるところです。

原作を読んでみましたら、主要役はアニー、イノック、フィリップの3人。男性2人は古典全幕バレエの主役級にはほぼ見ないような、思慮ある高潔な人柄でした(ソロル、アルブレヒト、フランツに読ませたい)。私が読んだのは岩波文庫(入江直祐訳)でしたが、今回の公演には原田宗典さんによる翻訳が朗読されるそう。


主催者による公演情報には、出演者の皆さんのコメントも掲載されています。
https://tspnet.co.jp/whats-ons/enoch/

上記のリンク先にはこの作品について語るタケットさんの動画も2つ。
https://www.youtube.com/watch?v=-7FYzRkygM8
https://www.youtube.com/watch?v=TOO87aLvT5c

リハーサル風景と、秋山瑛さん、生方隆之介さん、南江祐生さんによるコメント。
https://www.youtube.com/watch?v=EMKR8S7E71A

秋山瑛さんインタビュー(STARRing MAGAZINE)

田代万里生さんインタビュー(ローチケ演劇宣言!)

秋山瑛さんインタビュー(Balletweek Magazine)

秋山瑛さんインタビュー(Chacottワールドレポート)


インタビュー等を公開日順に並べてみました。取材日の順番は必ずしも公開日と同じではないでしょうけれど、作品が少しずつできあがっていく様子が垣間見られます。

ウィル・タケット版「イノック・アーデン」は明日、3月7日に開幕です。

2025.02.04 23:10

東京バレエ団 ベジャールの『くるみ割り人形』

今週末はモーリス・ベジャール振付の『くるみ割り人形』を東京バレエ団が上演します。

 2月7日(金) 19:00
 2月8日(土) 14:00
 2月9日(日) 14:00
 東京文化会館


ベジャール版『くるみ』は通常上演されている(と言っても多様な演出がありますが)『くるみ割り人形』とは大きく異なりますが、ではどんな作品かと問われると、説明するのはかなり難しい。なにせはっきりとした物語がないのです。

「ベジャールの早くに亡くなった母への思慕と子供時代の追憶を散りばめたイリュージョンのような作品」とか、「チャイコフスキーが作曲したおなじみの『くるみ割り人形』に乗せて紡ぎ出されるベジャール・マジック」とか、無理やりまとめてみても何か違うような。こればかりはやはり実際に作品を体験してみてくださいとしか言えません。


出演者の皆さんがインタビューで自身の役について語ってますので、そちらもご参考に。

初めて少年時代のベジャール(ビム)を演じる山下湧吾さん。
JJオフィシャルサイト

母役の政本絵美さんと榊優美枝さん。政本さんは2度目、榊さんは初役です。
SPICE

山下湧吾さんと政本絵美さん。
カンフェティ

猫のフェリックスの宮川新大さん。宮川さんも前回続き2度目の猫役。
ぴあ

こちらも宮川さん。動画もアップされていて、ほんの少しですがビム役の山下湧吾さんとのリハーサル風景も映っています。
都民芸術フェスティバル サイト

バレエチャンネルの動画レポートにも、山下さん、政本さん、宮川のインタビューが。リハーサルの様子も見られます。
https://balletchannel.jp/43166


東京バレエ団 ベジャールの『くるみ割り人形』の詳しい公演情報はこちらで。
https://www.nbs.or.jp/stages/2025/bj-nutcracker/

配役表(2025年1月29日現在。当初発表からキャストが変更になっています)。
https://thetokyoballet.com/news/20250129-01.html

公演情報とは別に、今回は特設サイトも用意されています。
https://www.nbs.or.jp/lp/bj-nut/2025/index.html

プロモーションヴィデオはこちらで。
https://www.youtube.com/watch?v=GsnwciAQ5YA


東京バレエ団のInstagramにもリハーサル写真が多数アップされています。

中国の足立真里亜さん。自転車隊は左から小泉陽大さん、津守貴嵩さん、山田眞央さん。
https://www.instagram.com/tokyoballet_official/p/DFgpY_OSUb2/

パリの政本絵美さんと安村圭太さん。
https://www.instagram.com/tokyoballet_official/p/DFjjR2jPLRj/

ロシアならぬソ連の中川美雪さんと井福俊太郎さん。旗を持っているのはビム役の池本祥真さんです。
https://www.instagram.com/tokyoballet_official/p/DFgpY_OSUb2/

M役の大塚卓さんとボーイズ。何の作品へのオマージュかはおわかりですね。
https://www.instagram.com/tokyoballet_official/p/DFJngwtS5Ss/

2025.01.11 22:21

「Gallery Project #1 White Noesis」

振付家として活躍する苫野美亜さんがGallery Projectという企画を立ち上げました。「White Noesis」と題された第1回公演が3月に芦屋市で行われます。

「Gallery Project #1 White Noesis」
https://miatomano.com/nextevent

 2025年3月9日(日) 12:00/15:00
 KHギャラリー芦屋
 一般:7,000円 (当日7,500円) 18歳以下:3,000円


2部構成で第1部のダンスパフォーマンスの出演者は、中村春奈さんと関野海さん(ダンス)、石井麻依子さん(ピアノ)、REMAHさん(歌)。
第2部はトークセッションで、デザイナーのコシノヒロコさんもゲスト出演するそうです。

会場のKHギャラリー芦屋もコシノさんの活動を紹介するギャラリー。設計は安藤忠雄さん。ギャラリーのInstagramに建物内部の写真が多数掲載されています。

チケット予約は専用の受付フォームにて。


苫野美亜さんの経歴については、掲載が2023年と少し前ですが、こちらのChacottのインタビューが詳しいです。
https://www.chacott-jp.com/news/worldreport/osaka/detail032156.html

12歳の時にご自分で山本禮子バレエ団に電話をして試験を受け、翌年からはバレエ団の本拠地である群馬県太田市で研鑽を積んだそう。記事には山本禮子バレエ団での寮生活など、興味深いお話も。

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2025年も早10日が過ぎました。本年もよろしくお願いします。

Twitterに書き込むことが多いせいもあって、近年はこのブログの更新がかろうじて月1回という状況。今年はもう少し更新頻度を上げたいところですが(せめて月2回)、どうなりますか。

2024.12.10 23:40

東京バレエ団『くるみ割り人形』

東京バレエ団『くるみ割り人形』が、いよいよ12月12日(木)から始まります。今年は4会場で8公演。

12月12日(木) 19:00 東京文化会館
12月13日(金) 19:00 東京文化会館
12月14日(土) 12:30 東京文化会館
12月14日(土) 17:30 東京文化会館
12月15日(日) 14:00 東京文化会館

12月23日(月) 18:30 フェニーチェ堺
12月25日(水) 18:00 兵庫県立芸術文化センター
12月26日(木) 18:30 ロームシアター京都


現在発表されているキャストはこちら(11月19日時点の情報です。画像をクリックすると拡大されます)。

東京バレエ団『くるみ割り人形』(2024年12月)キャスト


今公演のプロモーション映像や主演ダンサーのインタビューが多数アップされていますので、以下リンク集です。

◆『くるみ割り人形』プロモーション映像
https://www.youtube.com/watch?v=uy-FByUhFSc

◆主演ダンサー5組のメッセージ

秋山瑛さん&宮川新大さん
https://www.youtube.com/watch?v=pa1oI2g-6Mg
先月のイタリア・ツアー中の撮影で、背景に街並みも映ってますね。

沖香菜子さん&柄本弾さん
https://www.youtube.com/watch?v=-BWhUnqeLjg
沖さんと柄本さん、意外にも『くるみ』で組むのは初めて。

足立真里亜さん&大塚卓さん
https://www.youtube.com/watch?v=hLmfYXHO-40
『くるみ』で好きなシーンを語る大塚さん。しかしその場面に王子は登場しないのでは。

涌田美紀さん&生方隆之介さん
https://www.youtube.com/watch?v=KGmQxfdtyp0
涌田さんは「チャイコフスキーの素晴らしい音楽で踊れることが楽しみ」と。

金子仁美さん&池本祥真さん
https://www.youtube.com/watch?v=BXbY2S9JsDY
互いにほめほめのお二人です。最後の「せーの」の様子もかわいらしい。

◆沖香菜子さん&柄本弾さんインタビュー(NBSニュース)
https://www.nbs.or.jp/webmagazine/articles/20241204-01.html
「演技の場面では自分の中で決まり事をつくらないようにしています」と語る沖さん、5年ぶりの王子役で「一から創りなおす気持ちで挑みたい」と柄本さん。

◆沖香菜子さんインタビュー(SPICE)
https://spice.eplus.jp/articles/333444
産休復帰後に金森穣さん振付『かぐや姫』の影姫を踊ったお話も。

◆生方隆之介さんインタビュー(カンフェティ)
https://magazine.confetti-web.com/confetti/interview/62169/
舞台を重ねるごとにたくましさを増していく東バのホープ。『くるみ』主演は2度目。「テクニック的にも演技の部分も、前回の経験を踏まえてレベルアップできれば」と語ります。

◆柄本弾さんインタビュー(家庭画報)
https://www.kateigaho.com/article/detail/177956
4ページにわたる長いインタビュー。フォトギャラリーも付いてます。


東京公演の会場ロビーでは、クリスマス・マーケットも開催予定。東バダンサーのブランドのウェアや、手作りアクセサリーの販売も。
出店ショップの詳細はこちらのTwitterのスレッドで。

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これも東京バレエ団『くるみ割り人形』の関連企画でしょうか。

明日(12月11日)16時から、元東京バレエ団ソリストのブラウリオ・アルバレスさんによるWeb講座が朝日カルチャーセンターで開催されます。
お題は「『くるみ割り人形』の魅力」。Vimeoによる配信で、1週間限定の見逃し配信もあるそうです。

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小林十市さんトーク・イベント

東京バレエ団は2月にモーリス・ベジャール振付の『くるみ割り人形』も上演します。それに先立ち、長年ベジャールのカンパニーで活躍してきた小林十市さんのトーク・イベントが催されます。
https://thetokyoballet.com/news/post-438.html

ベジャールの『くるみ割り人形』をNBS WEBで購入した方を無料招待(応募者多数の場合は抽選)。申込み受付は12月16日(月)まで。

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そろそろ年賀状を準備する時期ですね。
こちらの楽しいイラスト、干支勢ぞろいのようで肝心の主役のヘビはどこにいるかと思ったら……。そしてよく見ると、干支じゃないヒトも混ざってます。
https://www.creema.jp/item/18484325/detail

2024.11.06 23:05

バレエ「アレコ」初演

青森県立美術館制作のバレエ「アレコ」が11月1日に初演の幕を開けました。おめでとうございます。

地元ではいくつものニュースが放映されたようで、今はネットで見られるのがありがたいですね。

◆NHK(2024年11月1日)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20241101/6080023975.html

◆青森テレビ(2024年11月4日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1531984?display=1

◆青森放送(2024年11月4日)
https://news.ntv.co.jp/n/rab/category/culture/ra218194c2ff5a4767b99100d361451e38

いずれもゲネプロの様子とアレコ役の大川航矢さんのコメントが流れます(NHKは杉本康雄館長のコメントも)。
青森県立美術館では再演も検討しているとのこと。

今回ユニークだったのは、公演チラシ上演に使用される音楽が聞けるQRコードが印刷されていたこと。公演前に予習ができて、面白い試みですよね。

2024.10.07 23:16

東京バレエ団『ザ・カブキ』は今週末

今度の土曜日から3日間(10月12日〜14日)は、東京バレエ団『ザ・カブキ』が東京文化会館で上演されます。

以下、『カブキ』関連のインタビュー等を。

「宮川新大、待望の由良之助デビュー」(NBSニュース)
https://www.nbs.or.jp/webmagazine/articles/20241002-02.html

8代目の由良之助として10月14日にロールデビューする宮川新大さんのインタビュー。由良之助を「オーケストラでいう指揮者のような存在」と語ります。


「後悔や悲しみを背負った顔世御前を、限られた動きの中からどう伝えるか」(カンフェティ)
https://magazine.confetti-web.com/confetti/interview/59959/

こちらも初役、10月14日に顔世御前を踊る金子仁美さん
「佇まいや振る舞いなどから芯の強さを伝えることが求められる“静”の役どころ」「白塗りをするので、ほかのバレエ作品に比べて表情が見えづらい。その中でどんなことを表現できるかがカギだなと思っています」


「柄本弾が語る、東京バレエ団の"伝家の宝刀"『ザ・カブキ』」(SPICE)
https://spice.eplus.jp/articles/331531

14年前、20歳の時から由良之助を踊る柄本弾さん。当時、高岸直樹さんと朝から夕方までリハーサルをしたとのこと。柄本さん、10月14日には師直も演じます。


「リハーサルレポート〈花柳流による所作指導〉」(東京バレエ団ブログ)
https://thetokyoballet.com/blog/blog/2024/09/post-129.html

簡単な所作のおさらいなのかと思ったら、討ち入りの場面では「動きが形式的にならないように、自分の心の中に設定をつくって」と伝えるなど、花柳壽輔さん、表現の深いところまで指導されているのですね。


「東京バレエ団創立60周年記念トーク『ザ・カブキ』を語ろう」(Chacott)
https://www.chacott-jp.com/news/worldreport/tokyo/detail037076.html

8月24日に開催された記念トーク。『ザ・カブキ』初演時に由良之助を演じた夏山周久さんと高岸直樹(3代目)、柄本弾さん(5代目)、宮川新大さん(8代目)、4人の由良之助が登壇しました。
こちらの記事では、佐々木三重子さんが詳しくまとめてくださってます。私も参加しましたが、貴重なお話がたっぷり聞けて、あっという間の1時間でした。


■ 東京バレエ団『ザ・カブキ』
https://www.nbs.or.jp/stages/2024/kabuki/

 10月12日(土)14:00
 10月13日(日)14:00
 10月14日(月)13:00 (←13時開演ですのでご注意を)
 東京文化会館

前回の記事に配役表を掲載しています。良ければご参考に)

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山藤章二さん

先日亡くなった山藤章二さんは、風刺画とアクの強い似顔絵の印象が強いですが、実は東京バレエ団初期のチラシやプログラムのデザインも手掛けていたとのこと。
https://www.nbs.or.jp/webmagazine/tenten/2024/10/20241001.html

リンク先には山藤さんデザインの『ジゼル』のチラシ画像が。真ん中のイラストは百合の花のようでよく見ると……。

2024.09.30 23:22

東京バレエ団『ザ・カブキ』キャスト

次の次の週末は東京バレエ団『ザ・カブキ』
9月24日に発表された情報を元に配役表を作成しました。色が付いてるお名前は初役です。(画像をクリックすると拡大されます)。

東京バレエ団『ザ・カブキ』(2024年10月)キャスト

公演詳細とチケット購入はこちらからどうぞ。

2024.08.10 19:04

『夢みるバレリーナ』

1978年にサンリオから出版された写真集の表紙の少女が誰なのかおわかりになりますか。
ヒントは撮影場所がスカラ座のバレエ学校だということ。
そうです、この女の子はまだ10代のアレッサンドラ・フェリ。

「アレッサンドラ・フェリ」として世に知られるずっと前に、こうして表紙を飾ったということは、当時から目を惹く存在だったのでしょうね。

この本の文章を書いているのは森下洋子さん。出版から46年を経てなお森下さんもフェリも現役で踊っているとはすごいことです。


『夢みるバレリーナ』.jpg

(クリックすると大きなサイズの画像が表示されます)


『夢みるバレリーナ』
 森下洋子 文
 西川治 写真
 サンリオ(1978年5月6日 発行)
 800円
 64ページ

2024.07.30 23:42

はじめてのバレエ

お子さんにバレエを見せたいけれど、初めて見るバレエに何を選んだらいいのかお迷いの方向けに、小さいお子さん向けバレエ3公演をご紹介。もちろん大人も楽しめます。


スターダンサーズ・バレエ団『シンデレラ』
https://famifes.nissaytheatre.or.jp/2024ballet/
8月16日(金)〜18日(日) 日生劇場

皆さんご存知の「シンデレラ」のバレエ。初めての方向けの解説付きです。
上演時間はおよそ2時間(休憩あり)。
3歳から入場可。

舞台映像はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=DFYlJCYk2CQ

1階席のみの対象ですが、身長125cm以下の方は無料でクッションを貸してもらえます


東京バレエ団『ねむれる森の美女』
https://www.nbs.or.jp/stages/2024/kodomo/
8月24日(土)・25日(日) めぐろパーシモンホール

こちらもご存知「眠り姫」のお話。
東京バレエ団の『子どものためのバレエ ねむれる森の美女』は王様の家来カタラビュットが物語の案内役をつとめます。

上演時間はおよそ1時間50分(休憩あり)。
4歳から入場可。

舞台映像はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=Stzr8igglf8

めぐろパーシモンホールも公演によってはキッズクッションの貸出しがありますので、お子さん連れの方は会場で尋ねてみてくださいね。


NBAバレエ団「眠れる森の美女 ダイジェスト版」
https://nbaballet.org/official/sleepingbeauty-digest/
9月21日(土) 所沢市民文化センター ミューズ

NBAバレエ団のダイジェスト版「眠れる森の美女」は、バレエ団の芸術監督 久保紘一さんによる解説付きです。

上演時間はおよそ1時間。
3歳から入場可。
有料・予約制ですが、託児所サービスもあります。

NBAバレエ団が『眠れる森の美女』のダイジェスト版を上演するのは今回が初めて(のはず)なので、ダイジェスト版の舞台映像はありませんが、ダイジェストではない本公演の動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=V4rLCbVY4ko

9月公演はこれとそのまま同じではないかもしれませんが、舞台の雰囲気は伝わるのではないでしょうか。


上記3公演はいずれもチケット発売中です。

2024.06.30 23:05

Dance of Blue「7 Dancing Crackers」

「現役トップダンサーによる静岡県遠州地方のための舞踊芸術育成」を掲げるDance of Blueが8月に初の東京公演を開催します。


Dance of Blue「7 Dancing Crackers」

 8月8日(木) 18時30分
 武蔵野市民文化会館

 「Crackin'」(振付:安西健塁)
 「東京クルーズ」(振付:安西健塁)
  大森康正 齊藤耀 牧村直紀
  圓札茉由 大島沙彩 大貫千尋 志村朱紀 高橋奈歩
  鳥居彩夏 古川茉帆 松田みなみ 山田茉子 山本菜月

 「タリスマン」佐々部佳代 新井悠汰
 「ダイアナとアクティオン」大川航矢 寺田翠
 「ライモンダ」大島淑江 安西健塁
 「パリの炎」鈴木就子 関野海斗
 「くるみ割り人形」グラン・パ・ド・ドゥ(新版)
  池田理沙子 浅田良和


上演されるのは安西健塁さんの振付2作品を含む計7演目。「くるみ割り人形」グラン・パ・ド・ドゥも新版とのこと。

チケット発売中です。
お求めはこちらから。